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【検索ステータス】2026年08月の新聞記事一覧 
2026年08月15日
1 熊野川舞台に6万人魅了
 第64回新宮花火大会  

 熊野徐福万燈祭「第64回新宮花火大会」が13日夜、新宮市の熊野川河川敷であった。約️6000発の花火が次々と打ち上がり、川面に映る光とごう音が真夏の夜を彩った。夏の風物詩として親しまれ、市内外から訪れた約6万人(主催者発表)が色鮮やかな大輪を満喫した。

 大会は、秦の時代に中国から渡来したと伝わる徐福の遺徳をしのび、地域の平和と発展を祈願して始まった歴史ある行事。前日の12日には同市の徐福公園で徐福供養式典が営まれ、地元関係者らが冥福を祈った。

 この日は花火の打ち上げに先立ち、新宮仏教会による初精霊供養が厳かに行われた。上田勝之市長は「この花火大会は徐福さんの御霊(みたま)と当地の初精霊をお慰めするため、回を重ねてきました。大きな特徴であった『流し』を今年も引き続き、実施します。例年同様、人気の高い水上スターマインやナイアガラ、ミュージックスターマインなど数々の素晴らしい花火を準備しています。熊野川を舞台に夜空に咲く大輪の花を心ゆくまでお楽しみください」とあいさつした。

 追善早打ちを皮切りに花火大会が幕を開けた。開始直後、雨に見舞われたものの、熊野川と山々を背景に、音楽と花火が一体となったミュージックスターマインや、川面を鮮やかに染め上げる水上スターマイン、息つく間もなく打ち上げられる同時早打ちが続き、観客席からは大きな歓声と拍手が湧き起こった。

 名物のナイアガラは、新熊野大橋上流側から次々と色が変わる火花が滝のように流れ落ち、熊野川の水面を幻想的に照らし出した。

(2026年8月15日付紙面より)

多くの観客を魅了した新宮花火大会=13日、新宮市の熊野川河川敷
2026年08月15日
2 特別展「蘆雪生動」始まる
 県立博物館で9月23日まで  (和歌山県 )

 和歌山市にある県立博物館で11日、特別展「蘆雪(ろせつ)生動 南紀無量寺への旅」が始まった。近世の絵師・長沢蘆雪(1754~99年)とのゆかりがある五つの寺が所蔵する障壁画を紹介する企画で、展示内容を適時変更しつつ9月23日(水・祝)まで実施する。

 蘆雪は師匠の円山応挙に代わり1786年、宝永地震による被災から再建した無量寺・成就寺(以上串本町)・草堂寺(白浜町)を巡りその場で迫力と愛嬌(あいきょう)を感じさせるふすま絵を描いて託した。この特別展は無量寺境内にある美術館「串本応挙芦雪館」収蔵庫の改修に伴い収蔵する「虎図」「龍図」など障壁画群55面一式が県立博物館へ一時寄託される機会を捉えて計画された。

 前述した三つの寺に高山寺(田辺市)と薬師寺(奈良県奈良市)を加えて作品を集めて紹介する内容。期間を前期と後期に分け、さらに各期を2期に分けて展示替えをし全容公開を形にするとしている。詳細は=別枠=のコード先を参照。実施に合わせて記念講演会や博物館講座、展示解説やこどもむけ鑑賞会、けんぱく・こどもゼミといった行事もある。

 串本町や同町教育委員会なども後援。開始を前に今月10日は開会式と内覧会があり、同町関係では田嶋勝正町長や県議会の佐藤武治副議長、無量寺の東谷洞雲住職や壇信徒(だんしんと)総勢22人が参加し、代表して東谷住職が宮﨑泉県知事らと共にテープカットをするなどした。

 今月16日(日)までと9月15日(火)から23日までは「虎図」と「龍図」を同時展示。その半ばは「虎図」の裏面「薔薇(ばら)図」、「龍図」の裏面「唐子遊図」へと展示替えする。今月13日現在、収蔵庫の改修は順調に進んでいて、10月末ごろには障壁画群が収蔵庫へ戻る予定。東谷住職は「県立博物館は高校生以下と65歳以上は入館料無料だそう。大勢の皆さんに障壁画群をご覧いただき、長沢蘆雪や歩んだ道を知っていただければ」と話している。

(2026年8月15日付紙面より)

テープカットに臨む東谷洞雲住職(右端)=10日、和歌山市の和歌山県立博物館(串本町教育委員会教育課提供)
内覧会の様子(同提供)
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2026年08月15日
3 盆の供養に感謝を込めて
 市屋地区で盆踊り大会  (那智勝浦町 )

 「盆の供養に感謝を込めて 老いも若きもこよいは踊る」。那智勝浦町の市屋地区で13日、盆踊り大会が開かれ、地域住民や帰省中の家族ら約100人が歌に踊りに、にぎやかな盆の一夜を過ごした。かつて盆踊りは太田地区の市屋、下和田などで行われていたが、現在は市屋にしか残っていないという。

 4部構成で開かれ、1部は民謡踊りでスタート。2部は地域に古くから伝わる「地踊り」で、3部は飛び入りも歓迎のカラオケ大会。4部ではお楽しみ抽選会があり、飲み物やかき氷も振る舞われた。

 盆踊りは「炭坑節」「めはり音頭」「東京音頭」で輪になり、地踊りでは太田地区に伝わる「鈴木主人 白糸くどき」を踊った。多くの子どもたちも加わり、世代を超えて盛り上がった。

 カラオケ大会では参加者が自慢の歌声を披露し、97歳の女性も「桧」を歌い上げた。フラダンスなどもあり、最後は豪華抽選で締めくくった。

 市屋で生まれ育った引地悠登さん(23)は「子どもの頃から参加しているので当時の方々を思い出します。僕たち若手が、地域の踊りを守っていかなければならないと思います」と語った。

 音頭取りを務めた東佐平さん(82)は「これほど多くの皆さんが参加してくれ、大変うれしく思う。途切れていた盆踊りを1996年に復活させ、今年で30年の開催となる。当初4人の音頭取りがいたんですが私一人になった。昔ながらの行事をこれからも引き継いでいきたい」と語っていた。

 地区には「鈴木主人 白糸くどき」や「シャシャ坊くどき」が古くから伝わる。昔ながらの盆踊りメロディーに、引地貞子さんが地元の池の歴史にまつわる歌詞を付けた「与根河の池音頭」も歌われている。

(2026年8月15日付紙面より)

音頭に合わせて舞を楽しむ=13日、那智勝浦町の市屋地区公民館
2026年08月15日
4 スリルと涼しさを味わう  23日まで限定イベント  (ホテル浦島駐車場 )
2026年08月15日
5 自由な発想で蝋画制作  熊野芸術文化セミナーに47人  (新宮市 )
2026年08月15日
6 小中学生が英語でスピーチ  ECCジュニア合同発表会  
2026年08月15日
7 瞬間を一枚に凝縮  30日まで、御浜写真愛好会が写真展  
2026年08月15日
8 クラフトバンドでかばん作り  ワークショップで楽しむ  (紀宝町 )
2026年08月15日
9 真夏の陽気の中で花盛り  高池小花壇のミニヒマワリ  (古座川町 )
2026年08月15日
10 熱中症予防の開放始める  紀乃国屋ビル「Gきのくに」  (串本町 )
2026年08月14日
11 徐福の遺徳、墓前に手合わせ
 供養式典に60人が参列  (新宮市 )

 新宮市の徐福公園で12日、徐福供養式典が営まれた。熊野徐福万燈祭運営委員長の上田勝之市長をはじめ、️一般財団法人新宮徐福協会の里中陽互代表理事、中華人民共和国駐大阪総領事館の魏有美副総領事、濱口太史県議や市議、市民ら約60人が参列し、徐福の遺徳をしのんだ。

 徐福は今から約2200年前、中国を統一した秦の始皇帝の命を受け、不老不死の霊薬を求めて熊野に渡来したという伝説がある。公園内には、紀州藩初代藩主・徳川頼宣の命で1736年に建立された墓碑(市指定文化財)がある。

 式典で️里中代表理事は「️今年も徐福さんに思いをはせる日がやって来た。この意義深い日に際して、墓前において徐福さんゆかりの皆さま方との交流が連綿と今も続いていることをご報告させていただきます。徐福さんが取り持つご縁は、国内外を問わず友好的で平和的な交流の礎構築に寄与してきた。混沌(こんとん)とした世界情勢に鑑み、今こそ徐福さん顕彰の理念『友愛の絆』を見つめ直さなければならないと思います。徐福さんを媒介として未来永劫(えいごう)、親しくお付き合いをさせていただくことを切に願います」と述べた。

 魏副総領事は通訳を通じて両国の友好、徐福の言い伝えなどを伝え「徐福供養式典が例年通りに開催され、心よりお祝い申し上げます。新宮市には徐福伝説が受け継がれている。文化に溶け込み、精神的財産となっている。平和と友好を振り返り、かけがえのない文化的な絆を大切にし、後世に引き継ぎたい。皆さまに中国を訪れてもらい、新時代の文化の魅力を肌で感じてもらいたい」と伝えた。

 徐福の墓前で上田市長が、農耕や捕鯨などの技術を日本に伝えたとされる徐福に感謝し「新宮市の発展と日中両国や徐福の縁につながる多くの人々、国内伝承地のより一層の繁栄と友好、そして永遠の平和へのお導きとともに、お守りくださらんことを祈念します」などと祭詞文を読み上げた。参列者たちは、新宮仏教会の読経の中、墓前に線香を手向けた。

(2026年8月14日付紙面より)

熊野徐福万燈祭運営委員長の上田勝之市長が祭詞文を読み上げる=12日、新宮市の徐福公園
徐福供養式典が営まれる
2026年08月14日
12 平和かみしめ白球追う
 向陽高校と今年も交流戦  (新宮高校 )

 1939、40年の夏、全国中等学校優勝野球大会で連覇を達成した海草中学校(現・和歌山県立向陽高校)のエースだった嶋清一さんと、中堅手だった古角俊郎さんをしのぶ新宮高校と向陽高校の交流戦が11日、新宮高校グラウンドで行われた。24歳で戦死した大投手嶋さんと、新宮高校を戦後6度甲子園に導いた名監督古角さんの栄誉をたたえ、平和をかみしめながら白球を追い、躍動した。

 両校の定期交流戦「嶋・古角杯」は戦後70年の2015年に初開催、コロナ渦などによる中止を除いて、毎年8月11日に行っており、今年で10回を数えた。

 伝説の左腕、嶋さんは春2回、夏4回甲子園大会に出場。1939年の第25回全国中等学校優勝野球大会では準決勝、決勝で2試合連続ノーヒットノーランを達成した。将来を嘱望されたが、45年3月インドシナ半島沖で戦死した。

 古角さんは那智勝浦町出身。海草中時代、嶋さんらと共に全国制覇を達成。48年に新宮高校野球部監督に就任し、わずか2年2カ月で初めて全国大会に出場。以来8年で6度の甲子園出場。指導者としてはプロ野球で活躍した前岡勤也さんを育てた。

 交流戦では偉大な先輩2人に黙とうをささげた。開会式で新宮高校硬式野球部OB会の井上信也会長が、創部100周年の年に、10回目の節目を迎えた交流戦を地元で開催できることに感謝し「大会を通じて両校とその野球部、OBの交流が盛んになりました。今後もますますお互いを意識し、応援しながら、選手諸君の健闘を祈っていきたい」とあいさつ。新宮高校の下村史郎校長がマウンドに上がり、始球式をした。

 試合は先攻の新宮が2点を先制、その裏に向陽も2点を返して同点。新宮は四回に適時二塁打で2点、五回にも1点を追加して向陽を突き放した。5―3で新宮が勝利し、大会通算成績は両校ともに5勝5敗となった。

 試合後、新宮の松本梨生主将(2年)は「最後で疲れが出て、危ない場面もあった。それでも勝ち切れたのは良かったと思う。終戦の日を前に行う重みを感じながら、今後もこの大会を後輩たちにつなぎ、続けていきたい」、向陽の秦野了輔主将(2年)は「リードされたまま負けるのは先輩方に申し訳ないし、しっかり粘って逆転しようと思っていたが、課題の残る試合になった。球史に残る名選手と同じ学校で野球をやっていることに誇りを持ちつつ、戦争の悲惨さを野球からもアピールをしていきたい」と話した。

(2026年8月14日付紙面より)

「嶋・古角杯定期交流戦」に参加した新宮高校、向陽高校の野球部員と関係者=11日、和歌山県立新宮高校グラウンド
最後まで気の抜けない好ゲームを戦った両校の選手たち
2026年08月14日
13 捕鯨の文化と歴史を後世へ
 町文化セで企画展始まる  (串本町 )

 企画展「2026串本町の捕鯨の歴史展」が13日、同町文化センター2階ホワイエで始まった。実施期間は16日(日)まで、開場時間は午前9時~午後5時。入場無料で随時鑑賞できる。

 この企画展は町教育委員会主催、熊野古道大辺路刈り開き隊協力。町内でかつて盛んだった捕鯨の文化と歴史を後世へ語り継ぐため、町にゆかりがある関係史料の保存に本腰を入れ始めた2016年以来10年ぶりに計画したという。

 会場では古式捕鯨関係の鯨絵巻や古文書、近代捕鯨関係の写真やそのパネル資料、実際に使われていた鯨包丁など刃物類や鯨のひげを加工した民芸品など、往時の捕鯨文化がもたらした史料の数々を展示。有田神社で所蔵されている約380年前の寄進札も含まれていて、寄進者の記述から当時すでに鯨船組が結成されていたことを読み取ることができる。

 併せて、古座浦鯨方六鯨之図に描かれている鯨類や鯨船を改装した祭船「御舟」、近代捕鯨で活躍したキャッチャーボートの各模型、株式会社串本海中公園センターの協力を得て昨年12月に潮岬へ漂着したザトウクジラの頭骨も並べている。開場中に主催関係者がいれば、案内を希望することもできる。

 今回は資料冊子「串本町の捕鯨の歴史~古座浦の古式捕鯨から串本・大島の近代捕鯨まで~」を1000部作製し、来場者へ配布している。最終日の16日は午後1時30分から記念講演会もあり、町文化財保護審議会委員長の上野一夫さんで、演題「地域の発展に寄与した捕鯨のあれこれ」を掲げて登壇する。開始30分前から受け付けを始めるとし、会場見学と併せての聴講を誘っている。

 この企画展の問い合わせは町教委教育課(電話0735・67・7260、平日のみ)または会場に詰めている関係者まで。

(2026年8月14日付紙面より)

2階ホワイエで始まった企画展「2026串本町の捕鯨の歴史展」=13日、串本町文化センター
有田神社で所蔵されている寄進札。捕鯨関係の直筆史料としては国内最古、とみられている
2026年08月14日
14 「熊野の水と生き物」  内山りゅうさんが講演  (熊野本宮館 )
2026年08月14日
15 盆踊りやゲームで和やかに  かいてきライフハピネス  (那智勝浦町 )
2026年08月14日
16 生演奏で「銀河」を迎える  吹奏楽部27人が歓迎  (近大新宮 )
2026年08月14日
17 EM団子3000個を投入  市田川をきれいにし隊が活動  (新宮市 )
2026年08月14日
18 ふるさとで迎えるお盆  帰省・観光客でにぎわう  
2026年08月14日
19 園児と地域が笑顔で交流  鮒田地区の「通園めだか」で夏祭り  (紀宝町 )
2026年08月14日
20 再公募の募集要項など公表  活性化施設の官民連携事業  (串本町 )
2026年08月14日
21 女子ヤングバレーで全国へ  地元4選手が堀町長に報告  (那智勝浦町 )
2026年08月14日
22 お悔やみ情報
  
2026年08月13日
23 3万5000人を魅了
 第17回那智勝浦町花火大会  

 「第17回那智勝浦町花火大会」が11日夜、ブルービーチ那智を舞台に開かれた。「音楽と花火を交えた花火ショー」をテーマに、音楽と花火のごう音、夜空に開花する色とりどりの光が来場した3万5000人(主催者発表)を魅了した。

 実行委員会が中心となった町民手作りの花火大会。今年は4部構成で展開された。今年は暑さもなく風も吹くという絶好の観賞条件で、煙がとどまらず終始美しい花火を見ることができた。

 山々をイメージしたダイナミックな光の演出で彩る第1章「山の章」で開幕。第2章「追善供養」では、観音浄土に通じる補陀落の浜から故人を追悼するために花火を打ち上げた。第3章「海の章」では、音楽とともに海の生き物や冒険の世界をカラフルに表現した。

 第4章「グランドフィナーレ」は海上に5号玉(直径15㌢、重さ約1㌔)の打ち上げ。約200㍍の高さに150㍍の大輪が花開き、大歓声に包まれてイベントが幕を閉じた。

 堀順一郎町長は「暑くもなく天候にも恵まれ、来場いただいた皆さんも楽しんでいただけたのではないか。これを契機に、那智勝浦町もより元気になれば」と話した。

 新宮・東牟婁地域、熊野市・南牟婁郡では今後、続々と花火大会が予定されている。スケジュールは▽13日午後7時30分、新宮花火大会▽14日(金)午後8時、太地町花火大会▽15日(土)午後7時40分、紀宝町花火大会▽17日(月)午後7時、熊野大花火大会。天候などで順延や延期する場合がある。

(2026年8月13日付紙面より)

美しい花火が夜空を彩った=11日、那智勝浦町のブルービーチ那智
2026年08月13日
24 夜空を見上げて流れ星探す
 天体観望会「夏の星空を楽しもう!」  (紀宝町 )

 夏休み天体観望会「夏の星空を楽しもう!」が11日、紀宝町の紀宝はぐくみの森であった。お盆で帰省中の小学生らを含む40人が金星や流れ星の観測を楽しんだ。

 「星のおーじーさま」こと三重大学の為永辰郎名誉教授を招いての毎年恒例の催し。今年は日本流星研究会の鈴木悟さん、同町の仲賢さんが協力した。

 屋外で午後7時ごろ金星を観察し、半月のような形を望遠鏡で確認した。為永さんは「金星が半月になるのは太陽が右下にあり、照らされた部分が光るため。これから数カ月かけてどんどん細くなっていきます」と説明した。

 施設内で鈴木さんは、流れ星は一瞬だけの現象とし、映像でペルセウス座流星群を流し「天気が良ければ12日と13日の夜から14日の明け方までたくさん見ることができます。時間がたつとどんどん上ってくるので流星が飛び出す位置も高くなる」と解説した。

 明るい流星「火球」や、重さ7000㌧もの小惑星がロシアに落下した事例、今年と来年にかけて見ることができる流星群のペルセウス座、オリオン座、しし(獅子)座、ふたご座なども話した。

 流れ星伝説について「時々、神様は下界の様子を眺めるために天界の窓を開けていた。この時に天の光が流れ星となって落ち、この間に願い事を唱えれば、その希望は神の耳に届き、願いをかなえてくれる」と紹介した。

 「良い願い事を考えて流れ星を見てくださいね」と呼びかけ映像を流し、参加者が願い事3回にチャレンジした。

 講演後、再び屋外に移動し、流れ星を観察した。子どもらは双眼鏡で夜空を眺め、一瞬だけの流れ星を探した。

(2026年8月13日付紙面より)

夜空を見ながら流れ星を探す=11日、紀宝町の紀宝はぐくみの森
望遠鏡で金星を観察する参加者
2026年08月13日
25 初の「水難事故防止教室」
 少年野球の蓬莱フレンズ  (新宮市 )

 新宮市の少年野球チーム「蓬莱フレンズ」(伊藤大祐監督)が9日、同市の高田川で「水難事故防止教室」を開催した。チーム初の試みで、チームのメンバーら35人と家族が参加、救命胴衣の正しい着用法や、溺れている人を発見した際の対処法などを学んだ。

 夏休みを迎えた子どもたちが水の事故に遭わないよう、基本的な知識を身に付けてもらうのが目的。新宮市消防本部の杉山純さん、筒井裕太さんが指導した。

 児童たちは最初に救命胴衣の正しい着用法を学んだ。杉山さんらの説明に従って、水に飛び込んだ時などに救命胴衣が外れないよう股下にひもを通す、あおむけになって体の力を抜くなどの基本を教わった。

 溺れている人を見つけた時の対処法では、杉山さんが救命胴衣は1人分の浮力しかないこと、溺れている人は必死になっているので助けに行っても引っ張り込まれる危険のあることを強調。実際に救命胴衣を着けて救助するとどうなるかを実演した。

 救助法として、遠くに投げられるよう少し水を入れたペットボトルを浮き代わりに使う方法を2グループで実践した。救助側の子どもたちは、普段野球で鍛えている制球力を発揮し、仲間の手元にペットボトルを投げていた。

 植葵さん(4年)は「初めて習ったけど、勉強になった。川や海に遊びに行っても悪ふざけや危険なことはしないで、何かあったら今日習ったことを役立てたいです」と話していた。

(2026年8月13日付紙面より)

水難事故防止教室に参加した蓬莱フレンズのメンバーら=9日、新宮市の高田川
制球力を生かしペットボトルを投げる
2026年08月13日
26 国土強靱化の推進を  中部国道協会が提言  
2026年08月13日
27 熊野BBCが中部地区で優勝  選抜中学軟式野球大会  
2026年08月13日
28 みんなで集まれる場所  「太地交流マップ」発行  
2026年08月13日
29 暑い夏にひとときの涼を楽しむ  なぎの木園で納涼祭  (新宮市 )
2026年08月13日
30 経験生かし対策に役立てたい  DMATメンバー4人が帰任  (新宮市 )
2026年08月13日
31 罹災証明書の発行など支援  県行政書士会と協定締結  (那智勝浦町 )
2026年08月13日
32 フラダンスと太鼓と花火  日頃の感謝を込めた催し  (熊野カフェ )
2026年08月13日
33 現役の大学生と一緒に活動  古座川町内で教育イベント  (北大「ワタリドリ」 )
2026年08月13日
34 県内外から101人が参加  中学生らを迎えてOS  (串本古座高校 )
2026年08月13日
35 お悔やみ情報
  
2026年08月11日
36 中上健次「枯木灘」の生原稿
 50年ぶりに発見  (妻かすみさんが寄贈 )

 新宮市出身の作家、中上健次(1946~92年)の代表作「枯木灘」の連載第2回の自筆入稿原稿99枚が50年ぶりに発見され、妻のかすみさんが中上健次顕彰委員会に寄贈した。今年は中上健次生誕80年に当たり、9日に丹鶴ホールで会見した健次の長女で作家の紀さんは「まさに父の字。タイトルや名前の文字が太く『書くぞ』という意気込みを感じる。原稿は中上本人のようなもの。新宮に帰ってこられて良かったと思う」と話した。

 河出書房新社の原稿用紙に中上本人が記した1976年11月号「文藝」掲載分の入稿原稿。倉庫移転の作業中の今年5月、昔の段ボールから見つかった。家族に確認してもらい、中上の直筆だと確認、遺族に返却後、寄贈された。

 88年2月22日、八王子の自宅が全焼し、全ての原稿がなくなってしまっていた。「枯木灘」の原稿には、健次の特徴的な筆跡による加筆や、別の原稿を切り貼りした跡などが残っている。創作や改稿の過程を具体的に知ることができる資料で、文学史上貴重な発見となった。

 会見で紀さんは、「枯木灘」連載時は幼稚園年長だったとし「普段、父は小さくて丸くてつぶれた文字で集計用紙に書いていた。原稿用紙の文字は手紙、ファクスなどに書く普通の字。挿入書きの文字はつぶれたような文字で区別をしている特徴がある。削っている内容があることも特徴の一つ」と語った。

 同席した文芸評論家で中上健次顕彰委員会委員の高澤秀次さんは「原稿用紙に直筆で書く作家はほとんどいなくなった。当時はワープロもなく全員が生原稿。これは完全に清書原稿」と述べた。

 原稿の複製は、丹鶴ホール4階の市立図書館内「中上健次コーナー」で11日から展示️する。「熊野大学」公式サイトでも公開する予定という。河出書房新社が7月29日に発売した「文藝別冊 中上健次」では、今回見つかった原稿の冒頭6㌻が紹介されている。

(2026年8月11日付紙面より)

発見された「枯木灘」の自筆入稿原稿=9日、新宮市の丹鶴ホール
原稿などについて話す中上紀さん
2026年08月11日
37 暑さに負けず稲刈り進める
 学校給食用の米収穫始まる  (串本町 )

 串本町二色にある水田で8日、学校給食用の米の収穫が始まった。その米の納入を担う町地産地消生産者組合の坂本渡組合長(73)が今年も先駆けて稲刈りに着手。「今年は例年より遅くなったが、2学期に新米を間に合わせるよう頑張る」と意気込んでいる。

 この組合は町内の休耕田解消と学校給食用の米の確保を目的とし、賛同する生産者の集まりとして2009年度に発足した。昨年産は2学期~翌年度1学期分として組合全体で約12㌧を町学校給食センターなどへ納入。その量を目安にして今季も指定品種・コシヒカリの納入を目指している。

 坂本組合長は前述した意気込みを満たすため例年、他の生産者に先駆け4月上旬から田植えをしている。今年は少し遅れて4月11日にこの水田から田植えを始め、自身の水田も含めて約2・8㌶を作付け。学校給食用の米作りを夏の自由研究の課題として考えている町立串本小学校の須藤乃愛さん(6年)が適時二色の水田を訪ねて作業を見学する中で生産を進めてきた。

 6月初旬に台風が接近したが幸い影響を受けることなく育ち、この水田の作柄はやや豊作だそう。愛用するコンバインが不調のため8日はその代車で稲刈りを始めたが、にわか雨で穂が湿ったため中断。出足が鈍ったが、今年も延べ10日ほどかけて収穫するという。

 坂本組合長は「いつもは教えてもらうが、今年は須藤さんから直接『おいしい』と言ってもらえてうれしさはひとしお。もう73歳になるが、やる気は一段と充実している。今年も皆さんにそう言ってもらえる米を届けられるよう、暑い時季だが収穫するタイミングを逃さず稲刈りを進めたい」と話している。

(2026年8月11日付紙面より)

コンバインで稲刈りを進める坂本渡組合長=8日、串本町二色
坂本組合長から稲刈りについて教えてもらう須藤乃愛さん
2026年08月11日
38 近大新宮が5回目の優勝
 新宮サッカーフェスティバル  
2026年08月11日
39 夏休みイベントも人気  第2土曜の「紀の宝みなと市」  (紀宝町 )
2026年08月11日
40 熊本地震被災地に給水車派遣  宇城市で職員4人が支援活動  (紀宝町 )
2026年08月11日
41 ほうきで害虫追い払う  井田観音で盆踊り  (紀宝町 )
2026年08月11日
42 クーリングシェルターを開放  猛暑受け暑熱避難を呼びかけ  (新宮市 )
2026年08月11日
43 中上文学の思想と世界に迫る  熊野大学夏期特別セミナー  (新宮市 )
2026年08月11日
44 地域住民が輪になって楽しむ  三輪崎区「納涼盆踊り大会」  (新宮市 )
2026年08月11日
45 文化引き継ぎ今に生かす  祝福の舞「春駒」を学ぶ  (新宮市 )
2026年08月11日
46 親子で適切な接し方考える  認知症サポーター養成講座  (串本町 )
2026年08月11日
47 中上健次の世界を白模型に  新宮市立図書館で展示始まる  (完成報告会 )
2026年08月11日
48 お悔やみ情報
  
2026年08月09日
49 自分を信じ、目標に向かって
 GG佐藤さん講演会  (那智勝浦町 )

 元プロ野球選手のGG佐藤(本名・佐藤隆彦)さんによる講演会「失敗のない人生には成功もない」が7日、那智勝浦町体育文化会館であった。地域住民約200人が参加、佐藤さんのプロ野球選手になるまでの道のり、日本代表での挫折などから得た学びを通じ、自身を肯定する大切さ、目標に向けどう行動するかについて学んだ。

 東牟婁地方スポーツ少年団連絡協議会、那智勝浦町教育委員会主催、新宮市・串本町・古座川町・太地町の各教育委員会の後援。

 佐藤さんは千葉県出身。2003年にドラフト7位で西武ライオンズに入団。強肩強打の外野手として活躍し、08年には北京五輪の日本代表にも選ばれた。

 冒頭、佐藤さんはさまざまな経験から「自分を好きでいること、これ以上に大切なことはない」と前置きし、話を始めた。

 中学時代に指導を受けた故・野村克也氏からもらった「念ずれば花開く」の色紙や、必ずプロ野球選手になると信じてくれた父親の話から、自分を信じることの大切さ、信じてくれる人に出会うことで人は変われるとした。

 「自己評価は自分でつくる、失敗や他者の評価で自分の価値は変わらない」「自分の可能性にふたをするのはいつも自分」と述べ、参加者同士に対話をしてもらい、「いいね」と自己評価を高めるメソッドも実践した。

 順調な野球人生だったが、北京五輪では自身の失策でメダル獲得を逃し、日本中から「A級戦犯」などと非難を浴びた。「死にたい」とまで思ったが、野村氏の「この大会で記憶に残ったのは星野(仙一元監督)とお前だけだ。人の記憶に残るというのがどれだけ素晴らしいことか分かるか。お前の勝ちだ」という言葉に救われた。

 「事実は一つ、解釈は無限。失敗、挫折もどう受け止めるかで前向きになり、立ち直ることができる」と、どん底で得た学びを振り返り、あの挫折があったから今の自分があると語った。

 和歌山県立新宮高校野球部の松本梨生主将(2年)は「新チームになり不安な点が多いけど、自分を信じることの大切さを学んだ。今度の新人戦に向け、勉強になりました」と話していた。

(2026年8月9日付紙面より)

講演会に参加した皆さん=7日、那智勝浦町体育文化会館
自分を好きでいることの大切さを語るGG佐藤さん
2026年08月09日
50 福祉学び、交流も深め
 ボランティアスクール開校  (紀宝町 )

 紀宝町社会福祉協議会主催のボランティアスクールが7日、開校した。町内の小学生4人が参加し、福祉について学び、地域の人たちと交流した。

 体験を通して楽しく学習し、ボランティア活動に興味を持ってもらうことが目的。福祉を身近に感じ、個人を認め合う大切さを学んでもらおうと、毎年夏休みに開催している。

 初日は「『ふくし』って何だろう?」をテーマに町社協の堀切貴子事務局長が講話。福祉の漢字にはどちらにも幸せという意味があると紹介した。「幸せって感じる時はありますか?」との問いかけに、児童たちは「優しくされた時」「ゲームしている時」「楽しい時」などと答えた。

 堀切さんは「災害が起こると普段の暮らしができなくなる。いつもの生活が幸せで福祉につながる」とし、「辛」の文字に「一」を加えると、「幸」になることを明かした。「自分たちにできるプラス1を考えて実行しよう。それが普段の暮らしを幸せに感じる秘訣(ひけつ)」と伝えた。

 児童たちは、誰かのために自分ができることをする「ボランティア」、自分たちの手で良くしようとする活動「市民活動」の取り組みを学んだ。

 紀宝町ボランティア市民活動センター(きぼらんせ)は96団体、個人86人が活動しており、小中学生ができるボランティア活動を考えた。

 講義後、きぼらんせ登録団体の「ひまわりサロン」の活動に参加し、おやつ作りなどで交流を深めた。

 サロンの4人と一緒に「すりおろしリンゴのカップケーキ」作りに挑戦し、リンゴの皮をむいてすり下ろし、生地をオーブンで焼くなどして料理を楽しんだ。

 完成後は全員で食べ、かるたやトランプ遊びで盛り上がった。

 最終日の19日(水)は、認知症サポーター養成講座、熊野水軍太鼓保存会を招いての演奏体験などに取り組む。

(2026年8月9日付紙面より)

ひまわりサロンの女性と一緒に料理する児童たち=7日、紀宝町福祉センター
2026年08月09日
51 クジラ博士になろう!
 太地町国際鯨類施設で開催  (16日まで )

 クジラ専門の研究所による特別企画「クジラ博士になろう2026」が8日、太地町の国際鯨類施設で始まった。クジラバルーンやクジラの頭部模型、ニタリクジラ実物大幕、工芸品などを展示するほか、クジラ遊泳VR(仮想現実)体験なども楽しめる。イベントは16日(日)までで、入場無料。

 また9日、14日(金)、15日(土)は限定企画「クジラ博士育成セミナー」を実施する。時間と内容は①午前10時~11時「クジラは何を食べているの」②午前11時30分~午後0時30分「クジラの年齢を科学する」③午後1時30分~2時30分「クジラのDNAからわかること」④午後3時~4時「クジラの頭数の数え方を学ぼう」。中学生ぐらいのレベルの内容で、四つのセミナーを全て受講した人に修了証を贈呈する。各日、先着90人。参加無料。

 セミナー「クジラは何を食べているの」では、クジラの食性調査の必要性などを説明。クジラは動物プランクトン、イカ類、魚類など、種類や場所、時期によっていろいろな餌を食べていることなどを解説している。

(2026年8月9日付紙面より)

VRゴーグルを通してクジラを体験できる=8日、太地町の国際鯨類施設
セミナーでクジラに詳しくなれる
2026年08月09日
52 絵本の世界に目を輝かせ  井関保で読み聞かせ会  (那智勝浦町 )
2026年08月09日
53 4日間を振り返り閉校式  中高生のボランティアスクール  (新宮市 )
2026年08月09日
54 お盆前、道路をきれいに  国道沿いでごみ拾い  (新宮建設部 )
2026年08月09日
55 昨年度の支援事業を確認  保護者や関係者が会合  (新宮市子ども・子育て会議 )
2026年08月09日
56 飲酒運転の根絶に向けて  新宮紀宝道路付近で大規模検問  (新宮警察署 )
2026年08月09日
57 湯川佳子さんが近畿大会へ  女性部主張県大会で最優秀賞  (南紀くろしお商工会 )
2026年08月09日
58 百条委員会を初めて実施  随契、公金損失をそれぞれ調査  (御浜町 )
2026年08月09日
59 配食ボランティアが友愛訪問  今年も和菓子届けて見守り  (紀宝町 )
2026年08月08日
60 子どもを理解する支援へ
 ネット・ゲームと不登校、考える  (新宮市 )

 新宮市子育て推進課主催の講演会「ネット・ゲームの功罪と不登校支援について」が6日、市役所別館であり、教職員など子どもの支援に携わる人や保護者ら約30人が聴講し、ゲームやスマートフォンなどネットに没頭する子どもたちへの関わり方を考えた。

 適切な理解とサポートが必要なネット依存を知り、ゲームやスマホを取り上げる関わりから子どもを理解する支援につなげようと開催した。特定非営利活動法人Peer心理教育サポートネットワーク理事長で、教育学修士、臨床心理士、社会福祉士、公認心理師の小山秀之さんを講師に迎えた。

 Peerはひきこもりの人へのサポートなど若者の自立支援、放課後等デイサービス事業などに取り組んでいる。

 講演ではネットやゲームが子どもに与えるネガティブな側面、ポジティブな側面、ネット・ゲームと不登校の関係について研究成果などを交えながら解説し、大人がどのような関わりをしていけるかを伝えた。

 ゲームは不登校の「原因(間接的影響)」であるケースもあれば、不安から逃れるための「結果(防衛的影響)」であるケースもあると指摘。

 子どもの困り感を理解せず、ゲームやスマホを取り上げると、学校と家庭の二つの居場所を奪うことになると注意を促した。ネットやゲーム以外の活動を増やす居場所づくり、学習支援についても紹介した。

 適切なゲーム時間は1日1時間未満が最適ゾーン、1~2時間が安全ゾーンで、3時間以上になるとリスクゾーンに入ると説明。家庭でのルール作りは「気持ちよく終えられること」が大切で、「失敗の一例は時間で決めること。ゲームのルールを親も理解し、『あと1回やったら終わり』などと声をかけて。本人が納得したルールを一緒に作ることが大切」と呼びかけた。視覚的にタイマーを使うことや、課金についてもゲームの仕組みを親子で学ぶ機会と捉えるようアドバイスした。

 依存の予防は幼少期から行うことが大事で「大人に手伝ってもらいながら、機嫌良くおしまいにする経験を積み重ねて。そのためにゲームにある終わりやすいタイミングを大人が知っておくことも大切」と伝えた。

(2026年8月8日付紙面より)

ネット・ゲームと不登校支援について考えた講演会=6日、新宮市役所別館
子どもの支援に携わる人や保護者ら約30人が聴講した
2026年08月08日
61 スタッフと一緒に活動
 第50回マリンスクール  (串本海中公園センター )

 串本町有田に本社がある株式会社串本海中公園センターが4、5日の2日間、同センター一帯で第50回マリンスクールを開き同町と古座川町の小学5、6年生15人が同センター水族館スタッフと一緒に活動した。

 同センターは串本海中公園(現・串本海域公園)の指定に呼応して1971年に開館。社会教育の一環で間もなく取り組み始めたのがこのスクールで、海への興味を培うとともに共同作業を通して自主性と協調性を培う育成活動として回を重ねている。当初は中学生を対象にしていたが、現在は串本町と古座川町の小学5、6年生を対象にして参加を誘っている。

 始めるに当たり同水族館スタッフを代表して森美枝館長は「楽しかった、きれいだっただけじゃなく、なぜこんな生き物がいるんだろう、どうしてこんな形をしているんだろうなど『なぜ?』をたくさん見つけてほしい。みんなで助け合いながら安全に過ごし、このスクールに来て良かったと思えるようにしてほしい」とあいさつをして参加を歓迎。今回も1泊2日(館内泊)で当初の予定から一部内容が変わったものの初日はシュノーケリングによる海中観察、飯ごう炊さん(夕食)、海の生き物の講義、キャンプファイアなど、2日目はウミガメ類の講座と産卵巣の観察、館内見学と飼育体験などに取り組んだ。

 ウミガメ類の座学と産卵巣の見学の講師はその繁殖研究を続けている吉田徹副館長が担当。ウミガメ類の種数と国内、串本町付近で見られるウミガメ類の種類、産卵する場所やアカウミガメの産卵とふ化後の巣からの脱出の様子、ウミガメ類の旅路などを紹介し、今年は6年ぶりに上浦海岸で産卵があり9月上旬ごろに脱出するかもしれないと伝えて今後の自由観察も促した。その後に同館人工産卵場の産卵巣や中の卵を直接観察するなどした。

 同館の生き物がどのように飼育されているのかに興味があって古座川町から参加した森本結子さん(高池小5年)は「ウミガメの種類などの話がとても勉強になった。初めて挑戦したシュノーケリングで見た海の中もきれいだった。そこは友達にも教えたい」とコメントした。

(2026年8月8日付紙面より)

吉田徹副館長と一緒に人工産卵場の産卵巣を直接観察=5日、串本海中公園センター
飯ごう炊さんで調理したカレーライスを味わう参加者ら=4日、串本海中公園センター
2026年08月08日
62 足湯にちょうちん、夜の風情
 マグロの町と温泉の町楽しんで  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町築地のにぎわい市場足湯「海乃湯」で8日から、約100個のちょうちんが夜の足湯を彩るライトアップが始まる。31日(月)までの午後6時~10時に点灯し、昼間とは異なる幻想的な景観を演出する。

 地域の観光資源を生かし、夜間のにぎわいを創出しようと、南紀くろしお商工会中部支部(中西太志支部長)が実施する。夜の散策や足湯を楽しんでもらうことで、観光客の滞在時間の延長や地域経済の活性化につなげる狙いがある。

 この取り組みは商工会青年部が続けてきたが、昨年から中部支部が引き継いだ。ちょうちんは足湯を囲むように設置され、昨年も観光客らから好評を得た。

 海乃湯は港に近く、夜には停泊するマグロ漁船と温泉街の明かりが織り成す景色を眺めながら足湯を楽しめる人気スポット。ちょうちんの柔らかな光が加わることで、港町と温泉地ならではの風情が一層引き立つ。

 中西支部長は「昼間とは違う光景が広がり、ちょうちんが加わることでより風情を味わってもらえる。地元の人には見慣れた夜のマグロ船も、観光客には趣がある景色。観光客だけでなく、地元の皆さんにもぜひ夜の足湯を利用してほしい」と話している。

(2026年8月8日付紙面より)

足湯を照らす色とりどりのちょうちん=那智勝浦町築地
2026年08月08日
63 濱田君、全国で4年連続優勝
 新宮ジュニアレスリング  
2026年08月08日
64 こうさくにちょうせん!  つくってたのしい♪ あそんでたのしい♪  (こども新聞 )
2026年08月08日
65 「お互いに勉強したい」  ALTが市長を表敬訪問  (新宮市 )
2026年08月08日
66 色鮮やかなランプ制作  小学生向けの図工教室  (那智勝浦町 )
2026年08月08日
67 くろしお児童館でミニ夏祭り  児童26人がゲーム楽しむ  (新宮市 )
2026年08月08日
68 和歌山県の漁業発展に尽力  片谷匡さん、県漁連会長に就任  (那智勝浦町 )
2026年08月08日
69 アカウミガメの卵を展示  水族館で9月中旬ごろまで  (串本海中公園 )
2026年08月08日
70 働く人とじかに接し学ぶ  西向中2年職場体験学習  (串本町 )
2026年08月08日
71 思春期教育の取り組み報告  紀南地域母子保健医療推進協議会  (代表者会議 )
2026年08月08日
72 町民の心のケア教育などに  地域おこし協力隊に杉浦かおりさん  (紀宝町 )
2026年08月08日
73 保護者と一緒に手伝い  社協が「子ども参観日」  (紀宝町 )
2026年08月07日
74 学校生活の魅力に触れる
 オープンスクールに300人  (新宮高校 )

 和歌山県立新宮高校(下村史郎校長)が6日、全日制のオープンスクールを開催した。和歌山県や三重県から中学生約300人が参加、授業体験や部活紹介などを通じ、学校生活の魅力に触れた。

 本年度から新翔高校と統合した同校は全日制に普通科、学彩探究科、総合学科の三つを設置。新宮校舎では普通科と学彩探究科、総合学科の1年があり、新翔校舎は来年度以降、総合学科の2、3年の授業を行う。

 オープンスクールで下村校長は「高校3年間は貴重な成長の機会」と語り、学習では学年を超えて学科でつながる、行事では学科ではなく学年や学校全体でつながるといった新宮高校の運営方針を紹介した。

 「高校時代は成長しないともったいない。今の自分を見つめ、どう成長したらいいのか。高校での目標を考え、成長、挑戦ができる学科を選んでほしいと思います」と呼びかけた。

 学科説明では各学科の特色を担当教諭が解説。体験授業は国語、英語、地学、日本史、数学、商業、地域共同、音楽、体育など各講座で、大学受験を先取りした講義やグループワークなどを行った。受講した生徒たちは中学とは異なる授業の雰囲気を体感していた。

 授業後はクラブ体験、学食体験、個別相談会、寄宿舎見学などで、さまざまな角度から同校の魅力を紹介。参加者からの相談や質問に対応した。

 三重県から参加し、数学を受講した生徒は「まだ進路は決まっていないけど、ほかの学科では体験できない授業のある学彩探究科に魅力を感じた」と話した。

 体育を選択した新宮市内の中学校に通う生徒は「進路は未定だけど、新宮高なら普通科か学彩。部活との両立、高校でも部活を続けるのかという決断を含めて考えている」と語り、進路選択の一助になったとした。

(2026年8月7日付紙面より)

体験授業でグループワークを行う参加者たち=6日、和歌山県立新宮高校
2026年08月07日
75 組み立ててメカニズムを理解
 おもしろ科学の実験工作教室  (和歌山高専 )

 串本町西向にある宇宙ふれあいホールSora―Miru(ソラミル)で4日、2026年度おもしろ科学の実験工作教室(串本会場)があり小中学生12人がメカニズム(メカ)の工作に挑戦し生活を豊かにする科学の面白さを実感するなどした。

 この教室は、公益財団法人わかやま産業振興財団と独立行政法人国立高等専門学校機構和歌山工業高等専門学校が主催。同校指導陣が講師となって1993年度から県内各地で開いていて、本年度は県南部に重点を置くとして串本会場と田辺会場(内容は共通)を設定し県内の小学4年生~中学3年生へいずれかの会場への参加を誘った。

 序盤は最近の宇宙産業機運の高まりを受けて取り入れた県立串本古座高校の藤島徹教諭による簡易ロボットアーム工作で、同校の宇宙探究コース選択生2人も補佐。国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で採用されている同アームの物をつかむ仕組みを賞状筒とつづりひもを組み合わせて再現し、なぜ人の手とは違うメカを使っているのかも含めて理解を深めるなどした。

 同専門学校のアピールを経て中盤以降はこの教室の定番となっているメカ工作で、今回はぜんまいばねの力で動くキット「ロボタイミー」を組み立てた。講師は同専門学校の西嶋政樹教諭が担当し、学生2人らが補佐。このキットは▽ロボカー▽ロボタイマー▽ロボ―の3形態を組める仕様になっていて、説明書に沿ってまずはぜんまいばねの力を回転力に変える駆動部を組み上げ、その延長でロボカー、早く完成させた小中学生はさらにロボタイマーやロボの形態にも挑戦した。

 母親に勧められて初参加したという岡田惟吹さん(田原小5年)は「プラモデルより難しかったけど、(ロボカーが)ちゃんと走ってくれてうれしかった。一から作ることは普段はやっていないので、今日は作る力が鍛えられたと思う。またやってみたい」と参加の手応えを語った。

 田辺会場は翌5日に県立情報交流センターBig・Uで実施された。

(2026年8月7日付紙面より)

西嶋政樹教諭と一緒にキットの組み立てに挑戦=4日、串本町西向の宇宙ふれあいホールSora―Miru
形態を完成させてさっそく出来栄えを試す小中学生
2026年08月07日
76 細川花楓さん、近畿出場を報告
 県総体新体操個人で優勝  (新宮市 )

 「和歌山県中学校総合体育大会」の新体操個人の部(7月25日、田辺市)で優勝し、県代表として9日(日)からの近畿大会(大阪府泉佐野市)に出場する新宮市立緑丘中学校の細川花楓さん(1年)が4日、上田勝之市長を表敬訪問した。県大会の報告や近畿大会への意気込みを語った。

 個人の部はボール、フープの2種目で点数を競い、優勝を争った。細川さんはフープで1位、ボールで2位となり、総合優勝。中学では春の選手権に続く2冠を達成した。

 競技を始めたのは小学校2年の時。友人に誘われて当時住んでいた三重県御浜町の新体操クラブ「阿田和RGC」(宮地恵代表)に通い始め、新宮市に引っ越した現在も週に5~6回、同クラブで練習している。

 この日は、阿田和RGCの宮地代表と吉良花栄コーチと共に新宮市役所を訪問。フープ(リング状の道具)やクラブ(こん棒)、ボールといった道具も紹介した。

 県大会1週間前の練習中に右足の人さし指を骨折したことや、本人の強い意志で出場したことなどを報告した。上田市長は「強い意志を持っているのですね。痛かったでしょう」と競技に懸ける熱意をたたえ、けがを気遣った。

 競技人口の少なさなどを理由に、中体連は来年度からの新体操競技の廃止を決定しており、総体は今大会が最後となる。細川さんは「近畿も勝って、全国に行きたい」と意気込んだ。「ぜひ頑張って、また報告に来てください」と激励を受け、笑顔でうなずいていた。

(2026年8月7日付紙面より)

和歌山県代表で近畿総体に出場する細川花楓さん(左から3人目)=4日、新宮市役所
2026年08月07日
77 上京して建設促進を要望  道路関係3団体が一丸で  
2026年08月07日
78 機器の入れ替えが完了  いなほ作業所のパン作り  (那智勝浦町 )
2026年08月07日
79 外国語教育の進展に尽力  ALTのジリアンさん退任  (那智勝浦町 )
2026年08月07日
80 県警察大会で優秀な成績  剣道で優勝、柔道も3位に  (新宮警察署 )
2026年08月07日
81 特選に佐古金一さん 写連紀南支部7月例会講師選 
2026年08月07日
82 夏の雰囲気を楽しむ  園児がスイカ割りに挑戦  (天満保育園 )
2026年08月07日
83 奈良・熊野題材に 濵口恵美写真展  29日まで、新宮市のくまの茶房で  
2026年08月07日
84 稲荷神社改築で古文書発見  那智勝浦町高津気、130年前の創建記録確認  (熊野の歴史を探る )
2026年08月07日
85 見守り活動のサポートも  紀宝地区防犯協会が総会  
2026年08月07日
86 東海大会で男女とも優勝  紀宝町の上野選手ら活躍  (小学生ソフトテニス )
2026年08月07日
87 クラフトバンドの作品展  「soba_no_hana_craft」が初開催  (紀宝町 )
2026年08月06日
88 他自治体の取り組みを確認
 「宿泊税」の導入を検討中  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町宿泊税検討委員会(八島雄士委員長=和歌山大学観光学部観光学科教授)による2回目の会合が4日、役場で開かれ、制度設計や使途に関して話し合われた。

 宿泊税とは、その名の通りホテルや旅館、民泊での宿泊者から徴収する税金のことで、導入するかどうかについては、自治体独自の判断に委ねられる「法定外目的税」に当たる。全国ではすでに導入済み、または導入に向けて検討している自治体も多い。町は宿泊税を観光施策の貴重な財源として捉えており、導入を検討している。

 委員会は、学識経験者、宿泊事業者、金融機関、観光業関係、商工業関係らで構成。年内に3回の会合を行い、導入の是非などを話し合っている。

 1回目の会合は、6月末に開かれた。委員からは、この税の必要性を広く周知することや、宿泊事業者への説明会の開催、使途の明確化などを求める声が上がった。

 今回は、他の自治体での宿泊税の徴収額や使途などを確認。2026年6月時点で、東京都は1万円以上1万5000円未満で100円、宮城県や長野県では6000円以上に300円、京都市では10万円以上に1万円、福岡県では金額に限らず200円と、自治体によってかなりのばらつきがある。

 使途については、町が視察した岐阜県の下呂市ではJR下呂駅の整備、高山市では災害時などにおける危機管理体制の強化、三重県鳥羽市では宿泊誘客キャンペーンといった事業に使われていることを情報共有した。

 那智勝浦町では▽大門坂駐車場のリニューアル整備▽紀伊勝浦駅前ロータリー整備▽観光地の魅力向上(バリアフリー化、無電柱化、多言語対応など)▽観光資源の保全(世界遺産、観光施設など)―に宿泊税での収入を活用したい意向を示している。

(2026年8月6日付紙面より)

2回目の意見交換が行われた=4日、那智勝浦町役場
2026年08月06日
89 新宮市の中学生らと交流も
 名取市の児童生徒が訪問  

 新宮市の姉妹都市・宮城県名取市の小学5年生~中学3年生の10人が2~5日、友好親善交流の一環として新宮市を訪れた。3日に市役所を訪問、新宮木材会館で木工体験に取り組んだ。5日まで滞在し、熊野三山見学、熊野川舟下りなどを体験した。

 名取市は、平安時代に名取老女が設けたと伝わる熊野三山(新宮・本宮・那智)が祭られ「東北の熊野」と呼ばれるほど熊野信仰と縁深い。

 両市は友好親善交流の一環として、児童生徒の相互訪問を実施。新宮市は昨年まで行っていた「土と水と緑の学校」を交流の機会として2011年度から継続して招待してきた。

 本年度は名取市との姉妹都市提携の由来となった「熊野三山」の見学をはじめ、新宮市の歴史、自然、文化、人に親しむプログラムを用意。新宮の魅力を伝え、両市の結び付きを深めることを目的とした。

 3日の市役所では、上田勝之市長が「ようこそ新宮市へ」と歓迎。「両市にはたくさんのご縁があり、姉妹都市を結んでいます。そのご縁をつないでいけるよう、新宮市を楽しく学んで」と呼びかけた。速水盛康教育長は「名取市にないものを見て、食べて、体験してください」と伝えた。

 児童生徒は「新宮駅に着いて徐福公園に行った」「川下りが楽しみ」「神社が楽しみ」などと話した。一行はこの後、太地町立くじらの博物館を見学した。

 新宮木材会館での木工体験には昨年、名取市を訪問した新宮市の6人も参加。名取市の児童生徒とミニラックの制作を楽しんだ。新宮木材協同組合の山本盛都さんが教え、参加者は3枚の板を組み合わせて土台を作り、棚を取り付けて完成した。

 昨年、名取市を訪問した市立城南中学校3年の浅山來羽心さんは「スキーが楽しかった。今回は一緒に行ったメンバーや名取市の子どもたちと会えるので参加しました」と話していた。

(2026年8月6日付紙面より)

新宮市、名取市の子どもたちが木工体験=3日、新宮市の新宮木材会館
完成したミニラックを手にする両市の小中学生ら
2026年08月06日
90 川での危険回避を学ぶ
 新宮市少年消防クラブが夏季研修  

 新宮市少年消防クラブの夏季研修(デイキャンプ)が4日、同市相賀の高田川であり、小学6年生10人が川に流された際の陸からの救助手段や自身が上手に浮く方法を学んだ。

 クラブは、児童に正しい知識を身に付けてもらい、地域や家庭での防火防災を図ることが目的で、今年5月に結成。もともとは旧・王子小学校の児童を対象に1980年に始まり、昨年度まではそれを引き継いだ王子ヶ浜小学校の6年生を対象としていたが、エリアを他の学校にも拡大した。

 デイキャンプは、市消防本部予防課の阪本友汰さんら5人が指導した。自分の身を守る行動を身に付け、安全な範囲での水難救助法を体験・修得することを目的として、川に入っての実技訓練を行った。

 溺れた際に体を浮かせる「だるま浮き」や脱力して流れに身を任せる「クラゲ浮き」、救助が来るまで待てる「背浮き」を学んだ。

 溺れている人を見つけた際に「大声で助けを求める」「浮力のある物を投げる」など、救助者自身が危険に巻き込まれないための対応を教わった。水難事故では、救助に向かった人が犠牲となるケースも多く、全体の3分の1を占めるという。

 子どもたちはライフジャケットを着用し、3人一組で流れのある場所を歩く方法に取り組んだ。先頭をサポートし、安全を確認し合いながら訓練を進めた。

 ペットボトルなど身近な浮力体を投げて陸から救助する方法や、川に流された際の「背浮き」の姿勢で、体力を消耗しない手だけで泳ぐ「イカ泳ぎ」を実践。力を抜いて大の字になり、手をひらひらさせて浅瀬を目指すことが救命につながることを体感した。

 王子ヶ浜小の尾﨑琉來さんは「去年の6年生が楽しそうに参加していたので自分も今年参加しました。いろいろ教えてもらい大変勉強になりました」と話した。

(2026年8月6日付紙面より)

急な流れの中を歩く訓練=4日、新宮市の高田川
2026年08月06日
91 地域で夏の思い出づくり  児童健全育成事業「夏祭り」  (太地町 )
2026年08月06日
92 夏休みにさまざまな体験  Kidsアカデミー2026  
2026年08月06日
93 熊本地震被災地で医療支援  医療セDMATが八代市で  (新宮市 )
2026年08月06日
94 2期連続の年商300億円超  株式会社キナンが近況説明会  
2026年08月06日
95 川崎市の子と友情培う  地域間交流体験活動で  (古座川町 )
2026年08月06日
96 龍昇学園とオフライン交流  串本古座高校のパソコン部  
2026年08月06日
97 顔合わせして行程など確認  川崎市訪問希望の小学生ら  (古座川町 )
2026年08月06日
98 事業中区間の早期工事着手を  紀勢線建設促進期成同盟会が要望  
2026年08月06日
99 二尺玉の花火玉で歓迎  「熊野大花火大会」に向け  
2026年08月06日
100 お悔やみ情報
  
2026年08月05日
101 役場は〝移転〟候補地は2カ所
 新庁舎検討委が中間答申  (那智勝浦町 )

 老朽化などを理由に移転や建て替えを検討している那智勝浦町役場本庁舎について、新庁舎整備方針検討委員会(牧紀男委員長)は3日、町に対して中間答申を提出した。現庁舎は液状化や津波被害のリスクが高いため、避けるべきだと指摘。立地や安全性などを考慮して①福祉健康センター横(グラウンド)②民有地(雑種地)―の2カ所を有力候補地として選定した。町は委員会の意見を尊重して〝移転〟する方針で、現庁舎の今後の利活用についても考えていく。年度内には候補地を決定させたい意向で、順調に事業が進めば2027、28年度に設計、29、30年度に工事、31年度(令和13年4月)の開庁を目指したいという。

 委員会は、JR紀伊勝浦駅、役場本庁舎、消防・防災センター、町立温泉病院などの都市機能が立地するエリアを「中心拠点」と位置付け、新庁舎はこのエリアにある福祉健康センター周辺に建てるのが望ましいという見解を示した。候補地2カ所もこのエリアに所在する。

 牧委員長から答申書を受け取り、堀順一郎町長は熊本地震に言及し、庁舎が被災すると緊急対応が難しいとして「町民の皆さまにもさまざまな意見を頂いた。100%ではないが、できる限り反映したい」と話した。

  □     □

■役場の現状は



 町では、老朽化が進み耐震基準を満たしていない現庁舎のほか、多くの地域で津波浸水リスクをはじめとする災害の危険性という課題を抱えている。住民サービスの向上と防災機能の強化を両立できる新たな行政拠点の整備は急務となっている。

 現庁舎は1971(昭和46)年3月、かつて海だった埋め立て地に建設され、築55年が経過している。庁舎のある場所は、南海トラフ巨大地震で約4・2㍍、三連動地震で約2・1㍍の津波浸水が想定されており、津波到達時間も7~10分と極めて短い。2005年に実施された耐震診断では、現行の耐震基準を満たしていないとの結果が示され、大規模地震発生時に庁舎の安全性を確保できない可能性が指摘されている。

 役場は、平常時には行政サービスの中心として、災害時には対策本部の設置や復興段階における各種調整・意思決定の拠点としての機能を所持しているのが望ましい。また、現在は水道課や教育委員会などの事業所が庁舎とは別の場所に分散して配置されていることから、行政運営の効率性や住民サービスの利便性に課題がある。これらの事情を考慮し、町は「耐震・防災性を確保した安全な庁舎整備は極めて重要であり、早急に取り組むべき課題と言える」と考えている。

(2026年8月5日付紙面より)

牧紀男委員長(右)から町へ中間答申が提出された=3日、那智勝浦町役場
候補地の一つの福祉健康センター横グラウンド
2026年08月05日
102 家族で仲良くものづくり
 大盛況の親子木工教室  (新宮市 )

 新宮木材協同組合と紀南木材新緑会による恒例イベント「夏休み親子木工教室」が2日、新宮市あけぼのの木材会館で開かれた。大勢の家族連れ(子ども150人、大人79人)が訪れ、紀州材を使った折り畳み式の椅子作りに汗を流した。

 45年以上続いている人気行事。2007年度に創設された、次代へつなぐ森林づくり、森林を守り育てる意識の醸成を見据えた「紀の国森づくり基金活用事業」として実施している。

 今年も市内外の子どもと保護者が大勢参加し、木工作品作りを通して大切な資源への理解と、家族との交流を深めた。

 参加者は高品質な紀州材であるヒノキを使い、折り畳み式の椅子を作った。5組のパーツ(右板、左板、中板、天板、細棒)をくぎで打って固定するなどして製作に没頭した。会場は木工を楽しみ、完成品を手にした親子の笑顔であふれた。

 作品作りと合わせて、参加者に木に対する理解を深めてもらおうと、紀州材(スギ、ヒノキ)や木が苗の状態から成長していく過程なども紹介された。

 参加した家族は「夏休みの課題として提出したい」「子どもと一緒に作業して、童心に返ったような気持ちになった」など話していた。

(2026年8月5日付紙面より)

大勢の家族連れで大盛況=2日、新宮市あけぼのの木材会館
ものづくりに没頭する
2026年08月05日
103 佐藤春夫記念館の建築模型寄贈
 10月7日に開館、記念式典も  (新宮市 )

 10月7日(水)の開館と記念式典の開催を予定している佐藤春夫記念館に展示予定の建築模型の寄贈式が3日、新宮市役所であった。記念館の移転工事設計・工事監理業者で株式会社金嶋一級建築設計事務所の金嶋正人代表取締役(69)が模型を寄贈した️。

 記念館は故郷をこよなく愛し、明治末期から昭和にかけて詩人・作家として活躍した文豪、佐藤春夫(1892~1964年)の文学館。旧チャップマン邸や旧西村家住宅近くへの移築が進んでいる。

 新たな記念館は木造一部鉄骨の2階建て。建物は約214平方㍍、述べ床面積約296平方㍍、敷地面積約1033平方㍍で駐車場も完備する。

 東京にあった旧佐藤邸の門のデザインや、ピンクに近い外壁を再現。春夫の書斎「八角塔」、避雷針、2階へ続く階段、洋風のしっくい装飾などもあり、展示品はそのまま移設するという。

 寄贈式で金嶋さんは「速玉に移築されていたものをできるだけ残すようにした。横浜や神戸にこの時代の建物がたくさん並んでいて、玄関に建築模型が展示されていることから、新宮市の観光のために作った。記念館の設計は、手作りできる職人を探すことなど苦労も多かった」と話した。

 上田勝之市長は「移築は新宮市としても大きな事業で、いよいよ10月にオープンする。東京にもともとあった建物に近いようにしてくれた。建物全体を俯瞰(ふかん)できる模型を寄贈していただき、大変ありがたい」と述べた。

 佐藤春夫記念館の楠本秀一館長は「模型があると建物全体が分かりやすくなる。和洋折衷の建物でオープン後は、多くの方々に見ていただきたい」と期待を寄せた。

(2026年8月5日付紙面より)

金嶋正人代表取締役(右)が上田勝之市長に寄贈=3日、新宮市役所
2026年08月05日
104 下里中陸上部が県総体で活躍
 眞砂君優勝、4人が近畿大会へ  
2026年08月05日
105 有人施設へ義援金箱設置  熊本地震の被災者支援で  (串本町・古座川町 )
2026年08月05日
106 納涼のひとときを盛り上げ  熊野水軍古座河内祭の夕べ  
2026年08月05日
107 県消防操法大会で3位に  小型ポンプチームが報告  (串本町消防団 )
2026年08月05日
108 学校と保護者の連携強化へ  初の「児童生徒引き渡し訓練」  (みくまの支援学校 )
2026年08月05日
109 今季の操業や警備を話し合う  追い込み漁前に対策協議会  (太地町 )
2026年08月05日
110 福祉の現場で学ぶ4日間  中高生ボランティアスクール  (新宮社協 )
2026年08月05日
111 義援金の募金箱設置  市役所1階総合案内に  (新宮市 )
2026年08月05日
112 8月は電気使用安全月間  新宮の関係者も注意喚起  
2026年08月05日
113 品質向上のミカン摘果学ぶ  新規就農者や研修生への講座  (御浜町 )
2026年08月05日
114 近隣が助け合う「近助」  紀宝町民児協が定例会で研修  
2026年08月05日
115 地域の子どもたちを招き  いきいきサロン子安が夏祭り  (紀宝町 )
2026年08月05日
116 各イベントにぎわい見せる  第19回串本まつり  
2026年08月05日
117 お悔やみ情報
  
2026年08月04日
118 34年間活動、「熊野は一つ」
 熊野歴史研究会が休会  

 熊野歴史研究会(松本純一会長)は1日、新宮市の丹鶴ホールで本年度総会を開き、会員の減少、高齢化などによる️休会を決めた。活動は休止したものの今後、機会があれば講演会、研修旅行なども模索していくという。

 1992年8月29日に誕生、設立総会には72人が出席した。34年間にわたり、熊野文化構想の中、各市町村の賛同を得て「熊野は一つ」の意気込みで活動を続けてきたが、会員は現在60人を下回った。昨年度はフォーラムや研修講演会などを開催、「熊歴情報」を4回発行した。

 総会で松本会長は「設立総会は熱気にあふれていた。34年たって、立ち止まって整理したいと思った。今後、時には講演会、研修旅行ができれば皆さまと行動を共にしたい」とあいさつした。

  □     □

■研修講演会



 終了後には研修講演会を開催。会員で元龍谷大学教授の根井浄さんが講師を務め、熊野本願所の比丘尼(びくに)について話をした。

 熊野比丘尼たちは、熊野三山に属し、熊野三山にそれぞれ組織された「本願所」を拠点として全国に熊野信仰を広めた僧形の女性たち。近世には修験道の一派(熊野方)として掌握され、地獄極楽の絵図を説明したり、熊野牛玉(ごおう)宝印という護符や梛(なぎ)の葉を配って全国を回った。その目的は熊野信仰の伝播(でんぱ)とともに、熊野三山の社殿堂塔を維持・管理する資金を集めることだった。この資金調達の経済活動を勧進といい、彼女たちは勧進比丘尼とも呼ばれたと説明した。

 「資金を集めるため、熊野比丘尼が最も得意としたのが絵解き」とし、白い頭巾をかぶった熊野比丘尼の古いスタイルや弁慶が義経を連れて奥州に逃げる絵画などをスライドに映した。

 「熊野観心十界図」は日本人の地獄観に影響を与え、「那智参詣曼荼羅(まんだら)」は熊野比丘尼の本願職・勧進職を主張する絵画。二つの絵画は声を出して説明する点に意義を持つ唱導絵画であるとした。

 講演後、本宮語り部の会の谷口佳子さんが「熊野本宮参詣曼荼羅」、新宮語り部の会の西浦康代さんが「熊野新宮参詣曼荼羅」、熊野那智ガイドの会の生熊みどりさんが「熊野那智参詣曼荼羅」の絵解きを実演した。

 3人は根井さんに指導を受けており、現役の今熊野比丘尼による華やかな「熊野三山参詣曼荼羅」の絵解き協演で有終の美を飾った。

(2026年8月4日付紙面より)

現役の今熊野比丘尼による絵解き=1日、新宮市の丹鶴ホール
休会を報告する松本純一会長
熊野比丘尼について説明する根井浄さん
2026年08月04日
119 東京五輪のレスリングマット
 メダリスト招きお披露目会  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町体育文化会館で2日、同町が所有している東京五輪(2021年開催)で実際に使用されたレスリング競技用マットのお披露目会があった。未来の日本代表を目指す小学生ジュニア選手約50人が参加し、東京五輪で活躍した須崎優衣さん(フリースタイル50㌔級で金)と屋比久翔平さん(グレコローマンスタイル77㌔級で銅)から五輪の思い出を聞き、マット上で合同スパーリングなどを行った。

 このマットは21年の東京五輪終了後、すでにレスリングの大規模合宿や大会の実績があった同町が、町おこしの一環として払い下げを申請、許可されたもの。今回のお披露目会は和歌山県レスリング協会が1~3日まで同会館で行っていた「紀の国わかやま国体」開催記念レスリング強化合宿がきっかけだった。

 須崎さんは合宿の統括ヘッドコーチ、太田拓弥さんが当時監督を務めていた早稲田大学レスリング部で指導を受けており、28年開催のロサンゼルス五輪の代表を目指している須崎さんは、かつての恩師との縁から合宿に参加した。

 屋比久さんは24年12月に現役を引退、現在は教員として故郷の沖縄県で後進の育成に当たっており、合宿には指導する選手たちと共に参加した。

 和歌山県レスリング協会は、東京五輪と縁の深い2人の合宿参加に合わせ、公式なお披露目を行っていなかった同町に、日頃の競技に対する支援の感謝の印として今回の企画を実施した。

 会には堀順一郎町長も出席。町の資産として公式に発表する機会を得たことに感謝を述べ、参加したジュニア選手たちに「マットに触れ、いつか五輪代表として先輩たちが積み上げてきたメダルの数を増やしてほしい」と呼びかけた。

 メダリストの須崎さんは「私は小学1年から五輪で金メダルを取りたいと思っていました。その夢をこのマットの上でかなえましたが、それまでは厳しい練習がありました。でもそれを乗り越えて最高の瞬間を味わえたので、皆さんも強い気持ちを持って夢に向かって頑張ってください」、屋比久さんは「合宿で頑張っている皆さんを見て、五輪まで死に物狂いで頑張っていた自分を思い出し、懐かしいなと思いました。皆さんが頑張っている姿を見て、僕も頑張る気持ちになれたし、みんながいつか五輪に出た時、その姿を見た人に『頑張ろう』って思わせる選手になってほしいです」とそれぞれ語り、未来のレスリングを背負う子どもたちにエールを送った。

 ジュニア選手たちから「試合前日に食べたものは」「試合前のルーティンは」など、さまざまな質問が上がった。五輪マットでの合同スパーリングでは須崎さん、屋比久さんと志願したジュニア選手との試合なども行われた。ジュニア選手たちはメダリストと対決する自分たちの代表に「足を取れ」「前に」など、本番さながらの熱い声援を送っていた。

(2026年8月4日付紙面より)

東京五輪レスリングマットのお披露目会=2日、那智勝浦町体育文化会館
東京五輪当時の思い出を語る屋比久翔平さん(右)と須崎優衣さん
2026年08月04日
120 夏夜に舞うたいまつ幻想的に
 紀和の火祭りに多くの来場者  (熊野市 )

 「第35回紀和の火祭り」が1日、熊野市紀和町の小川口河川敷であり、メインの「柱まつり」は、高さ約20㍍の柱の先端に設けられた籠を目がけ、輪になった参加者50人が燃えるたいまつを次々と投げ込んだ。

 午後6時の開幕を前に家族連れらが続々と来場。熊野地鶏の焼き鳥をはじめ、多くの屋台に列ができた。

 柱まつりをまねた「子ども柱まつり」では、子どもたちが歓声を上げながらボールを投げ込んだ。コーラ早飲みも盛り上がった。

 幸麗我旗(シャガレキ)やダンスチーム「M's」がパフォーマンスを披露。伊勢市出身のミュージシャン、オグロックさんと尺八奏者の竹内洋司さんによる心地よい音色と歌声が広がった。

 河上敢二市長はあいさつで、赤木城跡や丸山千枚田など文化遺産豊かな紀和町の魅力を来場者に伝えた。

 かがり火に点火。横一列に並べられた北山砲が一斉に発射され、ごう音が夜空に響き渡り、観客から驚きの声が上がった。地元団体「紀和瀞流太鼓」が力強い太鼓演奏を披露すると、場内はさらに熱気を帯びた。

 「柱まつり」では、たいまつが幻想的な光景を演出し、放物線を描く炎が籠に近づくたびに「うわー」と大歓声が上がった。

 打ち上げ花火が夜空を彩り、最後は名物のナイアガラが川面を照らして来場者は夏の一夜を締めくくった。

(2026年8月4日付紙面より)

幻想的な炎の輪が浮かび上がる柱まつり=1日、熊野市紀和町の北山川河川敷
力強い響きで観客を魅了した紀和瀞流太鼓の演奏
「子ども柱まつり」も盛り上がる
2026年08月04日
121 甲板でウミガメ類紹介も  巡視船みなべで体験航海  (串本海上保安署 )
2026年08月04日
122 好天に恵まれてにぎわう  第19回串本まつりの後半  (串本町 )
2026年08月04日
123 熊野の山々のもとで  クリスタルボウル演奏  (熊野那智大社 )
2026年08月04日
124 紀伊半島大水害を忘れない  那智勝浦町で特別展示  (9月6日まで )
2026年08月04日
125 川遊びやゲーム、花火楽しむ  5歳児16人のデイキャンプ  (三輪崎保育園 )
2026年08月04日
126 化石で学ぶ古代の生命  少年少女発明クラブ  (新宮市 )
2026年08月04日
127 漁港でのイベントにぎわう  三輪崎シーサイドフェスタ  (新宮市 )
2026年08月04日
128 休憩場所「まちの縁側」誕生  福祉セ敷地内のアプローチ邸  (紀宝町 )
2026年08月04日
129 紀南BBCが県大会へ  ろうきん杯少年野球大会熊野支部予選  
2026年08月04日
130 「佐野柱松」に向け会場設営  実行委員ら20人が  (新宮市 )
2026年08月04日
131 お悔やみ情報
  
2026年08月02日
132 311人が特別列車の魅力を堪能
 JR新宮駅で「銀河」見学会  

 紀南コースの運行6年目を迎えたJR西日本の観光長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の車両見学会が1日、JR新宮駅構内であった。親子連れなど311人が特別列車の魅力を堪能、市民らもマルシェイベントを楽しんだ。

 「WEST EXPRESS 銀河受入協議会」とJR西日本が主催し、5回目となった。銀河は観光を中心とした西日本エリアの活性化を目指し、紀南コースの京都―新宮間のほか山陰、山陽などの方面で運行している。

 見学会では、参加者が豪華車両の座席や客室などを眺め、車内販売の銀河グッズなども買い求めていた。制服体験もあり、子どもたちが制服を着込んでポーズを取り、記念撮影をした。マルシェイベントは銀河グッズ、熊野地方の商品などが並んだ。

 受入協議会長の上田勝之新宮市長は「多くの皆さんにお越しいただき、大盛況でした。今後も沿線市町の魅力を発信し、地元の皆さまにも、くろしおだけでなく銀河にもご乗車いただきたい️」、新宮駅の角野敦彦駅長は「銀河には毎シーズン3000人ほどにご乗車いただいています。今シーズンは9月末まで運行しています。ぜひ、お問い合わせください。オーシャンアロー車両の30周年記念イベントも行っています」と話した。

(2026年8月2日付紙面より)

車両見学を楽しむ参加者️=1日、JR新宮駅
「WEST EXPRESS 銀河」の車両見学会
2026年08月02日
133 今年も真夏の夜を満喫
 タンカクフライデナイト  (新宮市 )

 新宮市の丹鶴商店街の一部を歩行者天国にした「タンカクフライデナイト」が7月31日に開催された。市内外から家族連れや若者らが訪れ、真夏の夜を満喫。屋台グルメや多彩なステージパフォーマンスを楽しんだ。

 9回目を迎える毎夏恒例のイベント。金曜の夜を楽しんでもらおうと、丹鶴商店街振興組合(上浦マリオ理事長)が2017年からコロナ禍を除いて毎年開いている。

 特設舞台では、️ストリートダンス、フラダンス、よさこいの11グループによるステージを繰り広げた。ステージMCのユーチューバー「たかぽん」さんが盛り上げ、読み聞かせや、ゆるキャラ「丹鶴姫」の大じゃんけん大会も行われた。

 歩行者天国には20の屋台が並び、長蛇の列ができた。この日も厳しい暑さとなったが、若者たちがにぎわいをバックに写真を撮り合ったり、座って会話を楽しむなど、思い思いに夜のひとときを楽しんでいた。

 上浦理事長は「今年の出店数は過去最高だった。地元の皆さんのご協力もあり、子どもから大人まで多くの人に楽しんでいただけたと思う」と話していた。

(2026年8月2日付紙面より)

多くの人でにぎわった「タンカクフライデナイト」=7月31日、新宮市の丹鶴商店街
ダンスを披露する子どもたち
舞台上でフラダンスも
2026年08月02日
134 アジア大会銀メダルを報告
 レスリング・松實大地君  (新宮市出身 )

 新宮市出身の松實大地君(和歌山北高校1年)が7月31日、上田勝之市長を表敬訪問し、初出場した「レスリングU15アジア選手権大会」(6月27日~7月5日、タイ)での銀メダル獲得を報告した。新宮市役所で大会結果や今後の目標を報告、上田市長から祝福と激励の言葉を受けた。

 松實君がレスリングを始めたのは3歳の頃。3歳上の双子の兄、海斗さんと陸斗さん(共に国士舘大学1年)の影響によるものだった。中学までは新宮ジュニアレスリングクラブ(中川真一代表)で練習を重ね、卒業後は兄たちの背中を追うように和歌山北高へ進学した。

 7月30日から那智勝浦町で行われている「紀の国わかやま国体」開催記念レスリング強化合宿に参加中で、練習の合間を縫って訪問した。

 アジア大会は初戦、ラスト3秒からの劇的逆転勝ちを収め、準決勝では12―0のテクニカルスペリオリティー(10点差以上をつけた時点でのフォール勝ち)で圧倒した。

 しかし決勝のインド代表戦では相手の力に圧倒され、テクニカルスペリオリティー負けに終わったが、それでも2024年に海斗さんと陸斗さんが獲得した銅以上の結果をものにした。

 上田市長は大会の結果などを聞くと「新宮出身者が世界で活躍してくれるのは、市民にとって何よりの励みになります」と述べ、今後の活躍に大いに期待すると激励した。

 今後の目標について「インターハイや国民スポーツ大会でのベスト8」と話す松實君に、上田市長が「もちろんオリンピックとか、高い目標も持たれているんですよね」と尋ねると、力強くうなずいていた。

(2026年8月2日付紙面より)

上田勝之新宮市長(左)にアジア大会銀メダル獲得を報告した松實大地君(中央)、和歌山北高レスリング部の三輪大珠監督=7月31日、新宮市役所
2026年08月02日
135 年長児が夏の風物詩楽しむ  わかば保育園でお楽しみ会  (那智勝浦町 )
2026年08月02日
136 涼しげな絵画が並び  前田稔夫さんのアクリル画展  (那智勝浦町 )
2026年08月02日
137 義援金の受け付けを開始  熊本地震の被災者を支援  (那智勝浦町 )
2026年08月02日
138 熊本地震の災害義援金  新宮市福祉センターで  
2026年08月02日
139 迅速で円滑な避難所開設を  那智勝浦町太田地区で訓練  
2026年08月02日
140 津波避難タワー候補地を協議  志原地区の住民を対象に  (御浜町 )
2026年08月02日
141 紀伊半島一周の完成に向け  東紀州に高速道路をつくる会  
2026年08月02日
142 涼しげなかき氷イメージ  きほっこで己書体験  (紀宝町 )
2026年08月02日
143 お悔やみ情報
  
2026年08月01日
144 声で支えたインターハイ
 新宮高校放送部に聞く  

 和歌山県立新宮高校が活躍を見せた「全国高校総合体育大会(インターハイ)レスリング競技大会」(7月23~26日、那智勝浦町)。大会には地域住民や中高生のボランティアが参加、多くの賞賛の声が上がった。さまざまな業務がある中、新宮高校放送部は開会式や表彰、閉会式など主な大会行事のアナウンスを担当した。声で大会を支えた部員たちに話を聞いた。

 関岡里美香さん(1年)、中村紬さん(1年)は「インターハイといっても本番まではピンとこなかった。楽しそうだとは思っていた」。坂地由奈さん(2年)は丹鶴ホールでの「佐藤春夫物語2025」などに参加しており「あの規模のイベントくらいな感じに思っていた」と最初の印象を語り「当日会場に入って全国規模の大きなイベントだというのを実感して、一気に緊張した」と振り返った。

 台本が届いたのは大会3日前。かなりの文章量があり、分割して担当部分の練習を重ねた。

 最初を引き受けた中村さんは「原稿の『選手の皆さん頑張ってください』を読みたくて選びました。直前に急きょ追加があり不安だったけど、始まると楽しくてリズムよくいけた」と語った。

 坂地さんには、当初組まれた段取りを当日に入れ替える指示が出た。「口下手な自分を変えたい」と入部した坂地さん。混乱したものの、仲間の協力を得て、本番前に何度も原稿を読み返し、リズムをつかもうとぎりぎりまで粘った。

 「本番は常に緊張して全力で読んでいるので、無事に読み終わった時は安心しました。後の後輩2人はとてもうまいので、どう読むのか楽しみでした」と話した。

 個人表彰を担当した関岡さんは「表彰や拍手の切れ間に合わせて原稿を読むのですが、舞台が全く見えず、スタッフの合図を頼りに読まなければならなかったのが大変でした」と技術以外で苦労したことを語った。

 今回話を聞けなかったが、同部は3人に加え、庄司莉世部長(2年)、大矢葉奈さん(1年)の5人で大会に臨んだ。3人によると、庄司部長は台本の分割を担当、本番前の坂地さんの練習を助けるなど、先頭に立って活躍したそうだ。

 今回の経験について3人は「今後に役立つ、一生のうち何度もない経験」と話した。坂地さんは「今度どこかの会場に行った時、『あれだけの会場でやれたんだから大丈夫』って思えれば、少しは緊張しなくなるかも」と笑顔を見せた。

(2026年8月1日付紙面より)

アナウンスを担当した(左から)坂地由奈さん、中村紬さん、関岡里美香さん=7月30日、和歌山県立新宮高校
全員で読み上げた本番の台本
2026年08月01日
145 SUPでマリンスポーツ満喫
 熊野少年自然の家が体験会  

 県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)はこのほど、熊野市新鹿町の新鹿海水浴場で「マリンスポーツを体験しよう!」を開いた。

 熊野マリンスポーツ推進委員会と熊野市紀和B&G海洋センターとの共催で、水上アクティビティーの楽しさを体験してもらおうと実施。新宮市や尾鷲市、御浜町から15人が参加した。

 体験会は午前と午後の2部制で開催。開校式の後、スタッフが紙芝居を使って水辺での安全について説明した。

 参加者はスタンドアップパドルボード(SUP)の乗艇前に準備体操を行い、パドルの各部の名称や前進、方向転換などの基本操作を学習。ライフジャケット着用時の浮き方を確認した後、1人ずつボードに乗り込み、最初は座った状態で前進や後退、方向転換の練習に取り組んだ。

 初めは恐る恐るパドルを動かしていた参加者も、操作に慣れるにつれて自然と立ち上がってこげるようになり、午前、午後ともに全員が立ったままSUPを楽しんだ。

(2026年8月1日付紙面より)

新鹿海水浴場でマリンスポーツを体験(熊野少年自然の家提供)
SUPを楽しんだ参加者(同提供)
2026年08月01日
146 児童生徒の夏休み始まる
 公立小中学校で1学期終業式  (新宮市 )

 新宮市内の公立小中学校で7月31日、1学期の終業式が行われ、児童生徒たちが待ちに待った1カ月の夏休みが始まった。

 市立城南中学校(橋本紀彦校長、生徒142人)では、式に先立ち運動部や絵画展などの受賞者に表彰を行い、対象の生徒に橋本校長から表彰状などが授与された。

 式では橋本校長が、1学期の行事や授業に情熱を持って取り組んでいたことを評価。夏休みに対しては先頃発生した熊本地震の被災者に見舞いの言葉を述べ「災害や事故、事件はいつ起きるか分からない。自分の命を大切に、交通ルールを守ったり、危険な場所には近づかない『ひょっとしたら』という気持ちを持ってください。9月1日の始業式に、元気な皆さんとお会いできるのを楽しみにしています」とあいさつした。

 生徒会代表の伊藤厚さん(3年)は「夏休みは心と体をしっかり休め、楽しく充実した時間を過ごしてください」と呼びかけた。

(2026年8月1日付紙面より)

1学期最後の校歌斉唱=7月31日、新宮市立城南中学校
2026年08月01日
147 実践を交えて要領を学ぶ  町福祉総合セで介護教室  (串本町社会福祉協議会 )
2026年08月01日
148 望楼の芝の顕彰碑を美化  アラフラ会の会員が献身  (串本町 )
2026年08月01日
149 谷口岬人さんの作品展示  6日から、Gきのくにで  (串本町 )
2026年08月01日
150 国内外から350人が集う  レスリング強化合宿始まる  (那智勝浦町 )
2026年08月01日
151 自尊心高め、立ち直りの支援を  県更生保護女性連盟が研修会  (紀南ブロック )
2026年08月01日
152 子育て世帯の家計を支援  対象1400人に1万円給付  (那智勝浦町 )
2026年08月01日
153 1位に小阪享志さん  写連新宮支部7月度例会  
2026年08月01日
154 水の危険の対処法学ぶ  6年生48人が水上安全講習  (王子ヶ浜小 )
2026年08月01日
155 ストローで飛行機作り  くろしお児童館で行事  (新宮市 )
2026年08月01日
156 松岡選手、全日本選手権へ  国スポ三重県予選で鈴木選手優勝  (紀南剣道連盟出身 )
2026年08月01日
157 転入・転園児の生活を報告  町立保育所のあり方検討委  (紀宝町 )
2026年08月01日
158 新しい認知症観に触れる  サポーター養成講座に38人  (紀宝町 )